身体障害の作業療法とは病気や事故のため身体に障害を負った方々に対し、今後生活していくための問題を的確に評価し、いろいろな作業活動を用いて治療を行います。また障害があっても残された機能を最大限活用し、身辺動作や家事動作、仕事への復帰をめざした訓練を行います。更に、在宅の障害者やその家族の方々が生活しやすいように指導、援助を行います。
手芸を用いて手を使う練習をしています。座ることの耐久性や集中力を高めることも期待します。 訓練室で衣服を着る練習をしています。片手で着る方法を伝えます。 病棟での訓練風景です。早期離床を目指して座る練習をしています。 手首の骨折後、手首の運動をしています。てこの動きを利用して手首の小さな骨を動かしています。
使用する道具や活動
熱を加えて手の形に合わせて採型する器具 異なった刺激を識別します。 腕を内外に回して動きをスムーズにします。
熱を加えて手の形に合わせて採型する器具です。関節が硬くなったり変形することを予防します。
異なった刺激を識別します。
腕を内外に回して動きをスムーズにします。
手芸を用いて手を使う練習をしています。座ることの耐久性や集中力を高めることも期待します。
訓練室で衣服を着る練習をしています。片手で着る方法を伝えます。
病棟での訓練風景です。早期離床を目指して座る練習をしています。
手首の骨折後、手首の運動をしています。てこの動きを利用して手首の小さな骨を動かしています。

 精神障害の作業療法は精神疾患により生活に障害をもった方々に対し、個別あるいは他の人たちとの関わりや、具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的なものから日常生活に関連するものまで)を利用し、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などをはかり、その人にとってのより良い生活が送れるように指導、援助を行います。
林の中で椎茸を栽培中。2年前に菌をうった原木から椎茸が出てきました。協力しながら農作物を育て、収穫を楽しみ、自然の恵みを感じ取ります。 模擬喫茶店を開くという過程を通して、料理、接客、会計など様々な役割を受け持ち、働く議事体験をします。働く姿を関係者や家族に見てもらい、認めてもらいます。 コーヒーショップ(模擬喫茶店)に出すお菓子を作っています。働くための予行練習です。 作業療法室での個人作業療法風景です。油絵を描いています。作業療法室には様々な活動ができるように道具が用意されています。 コーヒーを入れる活動です。働くための予行練習です。 自分の体型にあった服を仕立てます。持っている技能を生かし、生活を豊かにする活動の場を持ちます。 生活技能訓練(ソーシャルスキルトレーニング)です。社会生活に必要な技能、特にコミュニケーション技能を身につけます。
林の中で椎茸を栽培中。2年前に菌をうった原木から椎茸が出てきました。協力しながら農作物を育て、収穫を楽しみ、自然の恵みを感じ取ります。
模擬喫茶店を開くという過程を通して、料理、接客、会計など様々な役割を受け持ち、働く疑似体験をします。働く姿を関係者や家族に見てもらい、認めてもらいます。
コーヒーショップ(模擬喫茶店)に出すお菓子を作っています。働くための予行練習です。
作業療法室での個人作業療法風景です。油絵を描いています。作業療法室には様々な活動ができるように道具が用意されています。
コーヒーを入れる活動です。働くための予行練習です。
自分の体型にあった服を仕立てます。持っている技能を生かし、生活を豊かにする活動の場を持ちます。
生活技能訓練(ソーシャルスキルトレーニング)です。社会生活に必要な技能、特にコミュニケーション技能を身につけます。

 老年期障害の作業療法ではさまざまな疾患や諸機能の低下をもつ老人に対して、いろいろな作業活動を用いて治療、訓練を行います。また、老化などによって生じる生きがいや役割の喪失、引きこもりなどの心理的・社会的な問題に対しても、個々の老人のおかれた環境の中で、より主体的な生活ができるように指導、援助を行います。
集団訓練場面です。20〜30人を対象に体操やゲームを行い、身体及び精神面での活性化を促します。 貼り絵をしています。それぞれの能力に合わせ紙をちぎる人、貼る人等に役割分担を決め数回に分け仕上げていきます。
習字をしています。皆で声を掛け合いながら参加を促し、仕上がったものを掲示しそれぞれに閲覧し合います。 習字をしています。皆で声を掛け合いながら参加を促し、仕上がったものを掲示しそれぞれに閲覧し合います。
使用する道具や活動
日常の小物を作成します。左はお手玉、右は折り紙やビーズを使った作品です。 日常の小物を作成します。左はお手玉、右は折り紙やビーズを使った作品です。 椅子から立ったり、座ったり、別のものに移ったり、歩行したりと生活する上で必要な訓練を行います。 歩行補助具を用いて、歩行を促します。
日常の小物を作成します。左はお手玉、右は折り紙やビーズを使った作品です。
椅子から立ったり、座ったり、別のものに移ったり、歩行したりと生活する上で必要な訓練を行います。
歩行補助具を用いて、歩行を促します。
集団訓練場面です。20〜30人を対象に体操やゲームを行い、身体及び精神面での活性化を促します
貼り絵をしています。それぞれの能力に合わせ紙をちぎる人、貼る人等に役割分担を決め数回に分け仕上げていきます。
習字をしています。皆で声を掛け合いながら参加を促し、仕上がったものを掲示しそれぞれに閲覧し合います。

 発達時期に障害を受けた子供たちに対して、遊びを中心としたいろいろな作業活動を利用して、個々の子供の発達課題(運動機能、日常生活技能、学習基礎能力、心理社会的発達など)や現在、将来にわたる生活を考慮した治療を行います。また、たとえ障害があっても家庭や学校、社会で生き生きと生活できるように指導、援助を行います。
使用する道具や活動
キューピー人形の着替えをします。 流れるボールを目で追います。 ボールを穴へ入れるとカタカタと音がします。
キューピー人形の着替えをします。
流れるボールを目で追います。
ボールを穴へ入れるとカタカタと音がします。
リンゴを引っ張ります。仰向けでもできる活動です。 イボイボボールや鈴の入ったボールです。握る動作の訓練に使用できます。 パチンコ玉を磁石のついた棒で取り出します。
リンゴを引っ張ります。仰向けでもできる活動です。
イボイボボールや鈴の入ったボールです。握る動作の訓練に使用できます。
パチンコ玉を磁石のついた棒で取り出します。
よい姿勢を保ちながら、手を伸ばしてパズルをはめ込んいます。頭をまっすぐにしながら、しっかり前方を見るように促しています。
指の細かい運動が苦手なお子さんに、お絵かきを通して、細いペンの持ち方を指導しています。
椅子ではなくセラピーボールに座って粘土遊びをしています。この座り方では、弱くなりがちな腹部や足の筋肉が働きやすくなります。

 
自宅においてPTもしくはOTが実施する訪問系のサービスを訪問リハビリテーションと呼び、医師の指示のもとに行われます。
 利用者が、可能な限り居宅において能力に応じた自立した生活を営むことができるよう、心身機能や日常生活における動作の維持・回復を図ることを目指しています。詳細は写真の下に書かせていただきました。写真は訪問先での様子です。
関節が硬くなって固まってしまわないように動かす訓練です。 手すりにつかまって、車椅子からベットへ移る練習です。 ベットにつけた紐を上手に使って、一人で起きあがる練習です。 部屋の中で車いすを上手に漕ぐ練習です。方向転換も一人でできるようにがんばっています。
使用する道具や活動
ただのお手玉ではありません。体操や握る・つまむ・投げるなど色々使えます。 糸が巻いてあった紙芯です。握ったり左右に動かしたりと手の練習になります。 輪投げをする時に立ったままで行ったり、体をひねるようにして入れたりします。 100円ショップで買った滑り止めマットです。立ち上がる時に足が滑らないようにします。
ただのお手玉ではありません。体操や握る・つまむ・投げるなど色々使えます。
糸が巻いてあった紙芯です。握ったり左右に動かしたりと手の練習になります。
輪投げをする時に立ったままで行ったり、体をひねるようにして入れたりします。
100円ショップで買った滑り止めマットです。立ち上がる時に足が滑らないようにします。
歩行器です。作業療法士とはいえ、歩行練習も行います。
歩行器です。作業療法士とはいえ、歩行練習も行います。 電気のホットパックです。関節を暖めて痛みを軽くしたり柔らかくします。
電気のホットパックです。関節を暖めて痛みを軽くしたり柔らかくします。
関節が硬くなって固まってしまわないように動かす訓練です。
手すりにつかまって、車椅子からベットへ移る練習です。
ベットにつけた紐を上手に使って、一人で起きあがる練習です。
部屋の中で車いすを上手に漕ぐ練習です。方向転換も一人でできるようにがんばっています。
 関わっていく前にまず障害・状態を評価し、実施計画(目標,訓練内容)を立てます。具体的には次の通りです。
@ 廃用症候群※の予防と改善
A 基本動作能力(寝返る、起き上がる、坐る、立つ、歩くなど)の維持・回復
B 日常生活動作(着替え、入浴、食事、整容、排泄など)の維持・回復
C 手段的生活動作(外出する、金銭を管理する、電話を利用する、など)の維持・回復
D 対人・社会交流の維持・拡大
E 介護者の負担の軽減
F 福祉用具利用・住宅改修に関する助言
※ 廃用症候群:寝たきりなど、長期に渡って動かない生活を続けたことにより、手足の関節が固くなる、筋肉が衰えて力が弱まる、起き上がった時にめまいが出現する、体力が低下する、など様々な症状があります。

 訪問リハビリでは、訪問の回数や担当エリアなどの条件のため、理学療法と作業療法の訓練内容・関わり方が明確には分かれていません。
 その方の全体状況を見て、必要と思われる部分に対応しています。
 ですから、作業療法であっても歩行訓練などに関わるなど理学療法的な訓練を行うこともあります。
 病院などのように、整った環境の中で行うリハビリとは異なり、自宅でのリハビリは生活に直結する部分が多くあります。
 広さや段差など環境に制限があったり、職員では対応できたことがご家族では困難だったりします。
 そのようなことに対して、一緒に考えながら対応させていただいています。
 逆にご本人・家族ならではの工夫をされていることを教えていただき、私たちが勉強になることもあります。
 高齢化社会となり、在宅で療養される方は増加しています。
 今後ますます需要が増える分野であると考えます。
 しかし、それに対応できるだけのサービスはまだまだ不足しているのが現状です。